放射性物質に対する取り組み

2011年3月11日に発生した東日本大震災を原因とする原子力発電所の事故により、福島県を中心として東日本全域に放射性物質が飛散し、食品等から国の暫定基準を超える放射性物質が検出されました。
2012年より国の定める暫定基準値が厳格化され、当園で扱う果物の放射性セシウムの基準値は100ベクレルとなりました。
福島県産の桜桃・桃・りんごからは当時の基準値である500ベクレルを超えるものは検出されず、現在の基準値の100ベクレルを超える果実が検出されたのは極僅かでした。
しかしながら、福島の農産物は風評被害や放射性物質降下による土壌汚染などの実害に苦しめられています。
そこで福島県では放射性セシウム不検出を目指す取り組みを行い、福島産の農産物に対する信頼の回復を目指しています。

 

放射性物質低減の為の取り組み

福島県などの研究によると永年性作物で根圏が深い木本の果樹については、放射性物質は現在表土付近に積もっている状況と考えられるため根からの吸収の可能性は低いと考えられており、検出される放射性セシウムは樹皮に付着した放射性物質が実の部分に転流したことが原因とされています。

そこで福島県では果樹園の除染の為に以下の方法を推奨し、実行しています。

  • 粗皮が形成され、これらを取り除くことが可能な果樹(ブドウ、ナシ、りんご、柿)古くなった樹皮(皮)を削り落とす。
    放射性物質の低減率:約80〜90%
  • 粗皮が形成されにくい果樹(桃、スモモ、さくらんぼ等)高圧洗浄機を用いて樹体の洗浄を行う。
    放射性物質の低減率 約50%

当園では桜桃・桃・りんごで高圧洗浄機による樹体の洗浄、りんごで粗皮削りを行いました。

放射性物質検査について

当園で販売している果物に対しては公的に認められた研究機関に依頼した「ゲルマニウム半導体」による検査とJA新ふくしまの簡易検査を組み合わせて販売する全ての品種で行いたいと思います。
食べ比べセット等に入れることもある試作品種については検査を行わない品種もございます。ご了承ください。

※検査証明書同封をご希望のお客様はお申し付けください。

2014年の検査と結果について New

検出せず

さくらんぼ・桃・りんご
販売する全ての品種で(株)環境リサーチでのゲルマニウム検出器による検査とJA新ふくしまによる簡易検査を実施。

結果
全ての品種で 検出限界地未満の「検出せず」でした。今後も定期的な検査を行いお客様への安全・安心の確保に努めてまいります。

検査結果

さくらんぼ

小夏
 
紅さやか
 
花駒
 
正光錦
 
香夏錦
 
佐藤錦
 
サミット
 
八興錦
 
紅秀峰
 
ナポレオン
 
紅てまり
 

日川白鳳
 
たまき
 
みさか白鳳
 
あかつき
 
まどか
 
まさひめ
 
紅錦香
 
一宮水蜜
 
川中島白桃
 
ゆうぞら
 
晩生白桃
 
山一白桃
 
彼岸白桃
 
幸茜
 
白根白桃
 
まるみ白桃
 
黄桃
 
西尾ゴールド
 

りんご

サンふじ